7月生まれ
7月生まれ
旧暦のときの呼び名である文月(ふみづき)で知られる現在の新暦7月。一般的には、七夕の7月7日に詩歌を作って文字や文学に親しむところから来ている名称だと言われていますが、稲の穂が含む月である意味から“含み月”、あるいは“穂含み月”の意味から文月は来ているとする説もあります。
日本における7月とは、富士山の山開きであったり全国的な海開きであったり、夏の到来を予感させる月となっています。また博多の祇園山笠、京都の祇園祭、大阪の天神祭といった全国的に知られるお祭りが開催され、同時に全国的にも多くのお祭りが開催される時期でもあります。
そういったこともあって、7月に生まれた人は、伝統といった古いものを守りつつも新しい物事に挑戦していく傾向にあります。失敗がどうとかは二の次で、まずは未知の世界に飛び込んで自分で触れてみないと評価を下さない、ある種の公平さを持ち合わせた律儀なタイプが多いでしょう。争い事の仲介やスポーツや競技の審判など、公明正大な場面で大きな信頼を勝ち取れる人です。実際に行動も発言も正直であり、誰かをひいきにすることがありません。ただし、そのせいで相手の否定につながる失言もしてしまうことがあり、相手の理解を得られないまま疎遠になってしまう人も少なからず存在します。なにかあったときのために、“自己フォロー力”を磨いておくのも良いでしょう。時として“八方美人タイプ”と見られてマイナス評価を受けることもありますが、付き合いが長くなれば長くなるほど、7月生まれの人の性格は理解されていくので、本当に信頼できる友人や仲間を多く形成することができます。性別を問わず、一生の関係を持てるほどに深く関わる人が出来るはずです。