生まれの女性の運気や運勢は、生涯を通じて、お金に恵まれている状況の時には、愛情に恵まれず、逆に愛情に恵まれている状況の時には、お金に不自由しやすい、といったように、両方が十分に満たされた状況を得にくいという傾向が見受けられます。
10代の初めの頃に、家運がピークを迎え、両親が事業で成功したり、商売が大繁盛したり、投資で多大な利益を得るなどして、生家の経済が隆盛を極める状況を経験しやすいでしょう。仕事や人づきあいなどで、何かと忙しい両親にかまってもらえずに、愛情に飢えた状況に陥りやすいのもその頃です。ただ、愛情が不足しやすい分、欲しいものは、ほぼ何でも両親から与えてもらえるという物質的な欲望は問題なく満たされ、知らず知らずに物欲が強くなってしまう環境が整いやすくなるようです。
勢いのある運気に味方されるような形で、10代の頃は、ピアノやバレエ、ダンス、水泳など、習い事は、本人の望み通りにやらせてもらえ、元々、芸術的な才能に恵まれている上に、人一倍熱心に練習に励むことができるので、周囲よりも頭ひとつ飛び抜けることになりやすく、習い事によって、将来それで生計を立てていけるほどの才能が開花する場合も決して少なくありません。
恋愛に関しては、思春期に経験する初恋は実りにくく、20代の始めの頃に、例えば、結婚が決まる寸前で破局に至る、といったような類の辛い恋愛を経験しやすいでしょう。30代の初め頃に、仕事が縁で知り合った相手と結婚する可能性が色濃く出ています。結婚と同時に、仕事を辞め、専業主婦として家事に専念するという道が整いやすく、独身時代に比べると、経済的には、不自由することになりますが、持ち前のやりくり上手が幸いし、夫婦円満で、家族愛に満たされた温かい家庭を築くことができるでしょう。晩年に再び才能を生かせる道が開け、才能に見合った報酬を手にし、ある程度のまとまった財を残すことが大いに望める状況です。