生まれの女性の運気や運勢は、幼少のころから晩年まで波が激しい点が最大の特徴です。安定している時期はあるものの、どちらかといえば波乱万丈型の人生が待ち受けています。人生を自分で決められるようになる22歳頃までは、経済的にあまり苦労しないため、スタートラインにはだいぶ恵まれているとも言えます。
恋愛運についても波は大きいでしょう。10代後半に手痛い失恋をするかもしれませんが、20歳を過ぎるとだんだんと回復します。結婚や出産といった、女性にとっての最大の関心事も、かなり望み通りにこなせるチャンスはたっぷりとあります。しかし30代後半に入ると恋愛運は急降下してしまいます。さらに40代からは、仕事面や経済面でもスランプ気味になるため、二重のハンデを抱えている状態になるかもしれません。「持ち金が尽きかけてきたために、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに立ち去られてしまう」なんて最悪の場面が起こる可能性も決してゼロではありませんから、運が下向いてきたと思ったら自分の行動を厳しく律するようにしたいところです。
しかしその後は少しずつ回復しますから、老いらくの恋をしたり、夫との結びつきを深く取り戻せたりと満ち足りた後半生を送ることはじゅうぶんに可能です。もともと一目ぼれや心変わりが多いタイプですが、そのことになかなか自覚がない点が、恋愛運が人生を通して一定しない最大の原因でしょう。かなり経験を積んだつもりでもつい油断してしまうというくせがときどき出てしまうため、恋愛運が安定してよくなるのは人生の終わりの時期に入ってからです。ただし恋愛のコツはやっとマスターしても、今度は財政への配慮がおろそかになってしまうようです。そのため恋愛運は最晩年によくなっても、今度は金運が低迷してしまうリスクがあります。