1月生まれ

1年の新しいスタートとなる1月。陰暦において1月が睦月と呼ばれるのは、"その年の始めに親族全員が集まって仲睦まじく過ごす月だから"、という意味合いからきているとの説が最も有力となっています。新年、初日、初詣で、初稽古といった季語になる言葉が多くあるように、物事の取っ掛かりをつかむことや目標を立てて新たに踏み出すのに相応しい月だと言えます。全国的に見ても行事やイベントが数多く開催されており、新しい年を祝うこともそうですが、人の心も浮かれがちになる月と言えるでしょう。新しい年になっておめでたいとのことから、全国各地の七福神巡りが活発になります。多くの福を与ろうと、老若男女がその恩恵を求めて七福神の祀られた社寺を巡るのが風物詩となっています。

1月生まれの人の全体的な特徴としては、考えるよりもまずは行動を示すチャレンジ精神旺盛なタイプと、とにかく何事にも慎重に判断や準備をしてから冷静に物事を進めるタイプの、両極端な2種類のタイプに分かれる傾向があります。前者の場合、失敗した直後に反省をするものの、新しいターゲットを見付けるとやはり後先考えなしに突っ走ることになりがちです。周囲の人に迷惑をかけることもしばしばですが、当たったときは大きな実入りとなるので、失敗をそこまで責められることもないのが恵まれていると言えるでしょう。一方で冷静な後者の場合、負け戦には最初から挑まないため、定期的に評価が上がる結果を手にすることとなります。着実に成功をつかむ傾向があるので、地道な積み重ねの結果、最後はトップに立つことも多いでしょう。